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本当に来るとは思いませんでした、ペリクレス・シャムスカ。

しかも就任直後から大分は絶好調です。羨ましい!

記者「ペリクレス・マジックですね!」
ペリクレス・シャムスカ「いいえ、トリニータ・マジックです」

リップサービス大嫌いのシャムスカ節は健在の模様です。


そんなブラジルの暁星・ペリクレス・シャムスカが就任した大分。
OBのブラジル人選手たちも頑張っているんです。
ということでご紹介。

 ロブソン“ロブゴル”  FW

現在パイサンドゥ(パラ州)在籍

○現在ブラジル全国選手権にて現・元セレソンの面々や期待の若手たちを退け得点王レースの首位を走る。
  守備陣は完全に崩壊中、加えて攻撃面でも決してスムーズな連携が見られる訳でもなくチーム状態はブラジル全国選手権参加チーム中ワースト1と言っても差し支えない状態のパイサンドゥに所属(炎上するエンブレムが色々なコラムに載ってました)。最悪な状況下でチーム唯一の希望・・・というかパンドラの箱的存在感を示している。
  今季に関してはことシュート機会自体に恵まれていないはずなのだが、多少厳しい状態でボールを預けられてもそれなりな位置にボールをコントロールしてシュートまで持ち込む場面が多い。たいがいノーサポート・かつマーカーに加えてサポートのディフェンダーも加わった状況でもシュートを放てるのだから素晴らしい。
  また負傷の少なさ(パイサンドゥ自体試合数が少ないこともあるが)も特筆すべき事項。元日本ハムのグロスの様な、無事これ名馬を地でいく選手でもある。

 サンドロ・ローザ DF

現在ポゴン・スチェシン(ポーランド)在籍

○ブラジル全国選手権・セリエC。常にレギュレーション変更の混沌に晒されている曖昧なリーグに、彼は旅立った。永く日本で暮らし、日本代表入りをも視野に入れながらそれは叶わず。ジェフ市原、本田技研、FC東京とプレーを続け最後に日本でプレーしたのが大分だった。しかし2004年、退団。それでも両足に賭けた夢を追いかけ、J離脱後故郷ブラジルへと移籍、登録名もサンドロ・ローザとなった。10時間を超える乗り合いバスでの移動の連続に耐え続け、サンドロはリオ・グランデ・ド・ノルチ州という田舎のクラブ・ABCでプレーを続ける。
 サンドロはルイジーニョ・ヴィエラ(元G大阪)などとともにこのクラブを州王者ならびにブラジル全国選手権セリエC・グループ7の2位に導く活躍を見せる。その後活躍が認められてポーランドのポゴン・スチェシンというクラブに移籍することに成功。
 かつての渋谷幕張の「サンドロ」はベテランプレイヤー・「サンドロ・ローザ」になった。それでもサッカーに賭ける情熱がある限り、彼の旅は終わらない。

 アンドラジーニャ FW

現在ポゴン・スチェシン(ポーランド)在籍

○奇しくもアンドラジーニャもポーランドでプレーしている。まさかサンドロと大分から遠く離れたポリッシュ・クラブで再びプレーすることになるとは思わなかっただろう。
  日本に来る前はアーセナル(ロシア)でプレーしていただけに東欧の水が合うのか、チームにもフィットし順調に試合出場中。日本でストライカーへのこだわりを熱く語っていた割に背番号は何故か5番。ぷよぷよ系なのは相変わらず。
  コンサドーレでのプレーを終えブラジルに帰国してからは「第2のサン・カエターノ」と噂される新興クラブ・サント・アンドレに加入。コパ・ブラジルを征した同クラブのリベルタドーレス杯出場に貢献している。その後ポルトゲーサ・サンチスタというサンパウロ市のこれまた野心あるクラブに加入したが、ポーランドのポゴン・スチェシンというクラブへとこの夏移籍。サンドロ・ローザと同期入団である。このポゴン・スチェシン、ベテランのブラジル人選手を買いたたく方針でチーム強化を進めているらしく、アドリアーノ(元浦和)も保有選手として在籍している。

 ドドー FW

現在ゴイアス(ゴイアニア州)在籍

○戦力外通告を受けたはずなのに、ブラジルに帰ると「自分からおん出てきた」「大分はサポーターやチームメイトは素敵だったが、フロントや指導陣が(ピー)」などと精一杯の強がりを振りまいている。かつてブラジル国内では常時二桁ゴールを挙げ続けたストライカーは、残念ながら極東方面ではその真価を発揮できなかったらしい。
 現大分監督のペリクレス・シャムスカが基盤を築いたゴイアスに加入、合流早々に1試合2ゴールを挙げるなど近年にないコンディションの良さを伺わせている。首位戦線に留まり続けるにつれ、長身FWソウザへのマークや中盤のファンタジスタ・ロドリゴ・タバタへのチェックが厳しくなっている現在のゴイアスには貴重な戦力。反面、ペリクレス・シャムスカが来るまで辛抱していたら、どんなプレーをしていたのか・・・という気もしないでもない。

 マルセロ・マトス MF

現在コリンチャンス(サンパウロ州)在籍

○将来を嘱望されるアルゼンチン代表MFマスチェラーノとドイス・ボランチを組んでいるのは、元大分の「マルセロ」、現在の登録名はマルセロ・マトスである。
  Jリーグにやってきたのはまだティーンエイジャーの頃。ミラソルからやってきた少年は余りに未熟だった。FC東京→大分と所属を移したが帰国。ブラジルでの復帰先に選んだクラブがマルセロを飛躍させた。サン・カエターノ、このサンパウロの新興クラブでマルセロ・マトスは中盤でメンタルの強さや運動量をフルに発揮。今季はスター集団・コリンチャンスに加入した。チテ時代の変則3−4−3という高いタクティクス能力を求められる布陣でも見事に攻守のコンダクター役を務め、レギュラーポジションを早速ゲット。
 元ブラジル代表の「闘将」ボランチ、ドゥンガをして「後継者」と言わしめ監督交代が相次いでいる現状でもレギュラーを堅守。最近では「ドゥンギーニョ(小ドゥンガ)」とまで呼ばれる実用性に富んだ選手に成長した。

 ロドリゴ・メンデス MF

現在アル・ガラファ(カタール)在籍

○大分には二度目の来日だった。グレミオでの活躍を引っさげ、捲土重来を期してのJ再挑戦はなかなかの出だしだったが、京都戦での「リターンボールを掠ってゴール」事件で一気に立場は暗転。その場を収めた小林監督の男っぷりは見事とはいえ、偶然にもその日から始まっていたtotoGOAL、試合後の「狙っていた」発言などなど混乱を招いた。要するに度の過ぎたマリーシアというやつである。
  その後アラブ首長国連邦のアル・アインに移籍、2003年のACL制覇に貢献した後、お馴染みミリオンダラーカントリー・カタールへ。リーグ屈指の強豪、アル・ガラファと契約を結んでいる。同チームには今年マンチェスター・シティ等での活躍が記憶に残るパウロ・ワンチョペ(コスタリカ)などが加入、指揮を執っているのは日韓W杯でセネガル代表を指揮したブルーノ・メツ氏。現在首位争いを演じており、その中でもロドリゴ・メンデスの存在感は大きい模様。このチーム、今季開幕前に大規模な選手放出を行っており、あの元フランス代表DFデサイイーやスルーパスの名手・アリ・ベナルビア、モハメド・フバイル監督などをごっそりカタールSCへと売却。されどロドリゴは残した辺りにも(年俸が比較的安いってこともあるでしょうが)活躍度が伺えるのではないだろうか?
 ちなみにアル・ガラファは来季ACL出場権を獲得している。何かのご縁でまたブラウン管に姿を見せる可能性も。


   



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