
![]()
LAST UPDATE 7/2
懲りずにまた書いてます。
今期はハズレ気味のブラジリアンがちと目出しましたね・・・
挽回に期待!です。
Jリーグ中断期間、主にブラジル各メディアで「Jリーグ入り」が取りだたされている(いた)選手をピックアップ。
注
ブラジルのメディアは「世界一スッパ抜き・トバシが多い」と思われます。
ですから、ガセ込みで騒いで楽しむ方針です。
それでも一応、複数のデータソースが確認できたもののみ掲載しています。
見たことない選手は手を抜きます。あしからず。
駄文ですが、引用・転載を希望される方は何卒一報を。
アンデルソン・ルイス FW/MF
現在イトゥアーノ(サンパウロ州)所属
ブラジル代表経験ナシ
| ○ブラジル国内でよりも、国外での実績の方がはるかに勝るアタッカー。 キャリア開始後早々にポルトガルに渡り以後7年余り海外でプレー。特にポルトガルの中位〜下位のクラブで多くプレーした。ポルトガル上陸後はナウティコ等へのレンタルを挟みながらアルベルサで4シーズン程プレー。ゴールは在籍通算で12ゴールとFWとしてはもうひとつの成績であったが、2001〜02シーズンは25試合に出場するなど確固たる地位を築くことに成功。そこでの活躍とポテンシャルが認められて名門ベンフィカに加入することに成功した。 が、ベンフィカでは活躍の機会は少なく、ほぼ毎年のようにレンタル出向を繰り返す。レンタル先となったナヴァル、アル・シャマル(カタール)などではそこそこ活躍できたものの原隊に復帰するとBチーム行き、という憂き目を見る。2006年に契約が終了、以後ブラジルに戻ってプレーしている。 帰国後はポンチプレッタで州選手権2ゴール・ブラジル全国選手権SerieBで1ゴール、今期前半はイトゥアーノに在籍し4ゴールを挙げており、これは一応チーム2位。 |
| ●6月9日まで、ということでコンサドーレ札幌の練習に参加、事実上のトライアルを受けているFW。 最近まではイトゥアーノでプレー。同僚にはあの元札幌アウミールや、アンデルソン・リマ(元新潟)、エジミウソン(元京都、横浜FM)などが在籍。 187cmとかなり大型の選手なのだが細かいタッチ&大きなストライドを織り交ぜたドリブルが武器。特に最近所属していたポンチプレッタでは4−2−3−1システムのウィングで、イトゥアーノでは攻撃的MFで起用されていたことが物語るように、最前線で鎮座するタイプではなく、自分からボールを持ち、ドリブルで攻め上がってシュートまで持ち込むかチャンスメークするプレーを好む。フィジカルコンタクトも強くボディバランスも悪くない、ブラジルの選手にありがちな脆弱なドリブラーではない。 ただ肝心のシュート精度、決定力は、というとこれまでのゴールアベレージが物語るように正直いただけない。チャンスメーカーとしてはそれなりに期待できそうだが、折しもノナトが大ハズレでFWにはきっちりした仕事ができる選手が欲しい、という札幌の現状を考えるとやや加入は難しいか。年齢的にもここから大きくプレースタイルを変えてくれることにはあまり期待できない。 まずはトライアルでの結果次第ということになるのだが、よっぽどの化学変化を起こしてくれなければJでのプレーは厳しいと考えます。 |
ジャージャ FW
現在クルゼイロ(ミナスジェライス州)所属
ブラジル代表経験ナシ
| ○2008年のミナスジェライス州選手権得点王。 1986年生まれの22歳ながらクラブ遍歴は多く、セアラ州のイタポピーカというクラブでジュニオール時代にトップの試合に出場したのを皮切りにこれまで6チームに所属。北部の雄バイアで鍛えられ、下部年代の諸大会でポテンシャルを披露。2006年にはミナスジェライス州の名門クルゼイロに加入。 秘めたる素質は十分ながら、インターナショナルレベルの大会に継続的に参加しているクルゼイロがFWに即戦力を揃えている為出番には恵まれず、加入した2006年からほぼ断続的にレンタルでミナスジェライス州のクラブを中心にプレー。加入先では2006年にはイパチンガのブラジル全国選手権SerieC優勝に貢献するなど活躍。その都度クルゼイロが呼び戻すのだが、結局他のクラブへレンタル、というパターンが続く。 潜在能力が開花したのが今期ミナスジェライス州選手権。グアラニ(ミナスジェライス州)に加わったジャージャは持ち味の得点能力を存分に発揮、失点が多く選手層も手薄、サポートが多いとは言えない同クラブにてミナスジェライス州選手権得点王に輝くことに成功した。 その後クルゼイロに凱旋。クラブの期待はこれまでの復帰時よりも遙かに大きかったのだが、それに応えられているとは言い難い。 最大の魅力は得点力。前線でスピード・テクニックを駆使してゴールを狙うストライカーなのだが、意外性のあるプレーも見せる。 |
| ●良質若手工房・クルゼイロからセレッソ大阪入りが囁かれているストライカー。ちなみにブラジル国内には同じ名前の怪人系FWも居ますのでご注意を。 スーペルスポルチが中心となって報道、このスーペルスポルチ、典型的ブラジルメディアらしく曖昧な情報も結構盛大に書いてしまう傾向にあるのだが、ことミナスジェライス州のサッカー事情に関してはブラジル随一。クルゼイロでもギリェルメ、マルセロ・モレノ、レアンドロ・ドミンゲスの牙城を崩すことができておらずプレースタイルも似ている為、前述の3名に海外移籍の噂があるにしても放出される可能性は十分。信憑性は高いと思われる。 ミナスジェライス州と言えばクルゼイロ、アトレチコ・ミネイロの二大名門の監督を歴任したクルピの勝手知ったる元仕事場。クルゼイロ時代には指導をしたこともあるはずで、その辺りから白羽の矢が立ったか。まぁ、監督の推薦で無くとも、今期の州選手権でのプレーはJを筆頭とした海外クラブに着目されて然るべきである。 シュート精度が高く決定力もかなりのものがある9番タイプ。ただ時折かなり下がり目にポジショニングして中距離シュートを放ったり、妙なポジショニングでマーカーを幻惑したりと結構奔放である。これをメリハリが効いたプレーと解釈するか、それとも身勝手なプレーと解釈するかでどうやら監督の好みが分かれるようである(ちなみに、現クルゼイロ監督のアジウソンの好みではないらしい)。何にせよ加入が実現したのならばこの二面性をどのように活かすことができるか、或いはストライカー・ムーブに専念させるか。それこそクルピの腕の見せ所となるのではないか。 また(雑多な情報源を元にしていますが)かなりセンシティブな選手であるとの情報も耳にする(劇物系ではなく、繊細なんだとか)。初の海外でのプレーであり、実現すれば、だが適応の難しい途中加入。十分なクラブのサポートが必要となるのではないだろうか。 |
ネイ・フランコ 監督
現在無所属(アトレチコ・パラナエンセ監督を5月に辞任)
| ○ブラジル人監督新時代の旗手のひとり。 ミナスジェライス州の名門アトレチコ・ミネイロの下部組織で3年間修行。その後同州のイパチンガの監督に就任した。チーム再建のために同州のアトレチコ・ミネイロやクルゼイロから多数余剰戦力をかき集めてシーズンインした同クラブは州選手権が始まると古豪・強豪を連破するというサプライズを起こし、20005年ミナスジェライス州チャンピオンに輝く。才能を埋もれさせていた選手、出番に飢えていた中堅・若手にモチベーションを与え、ディシプリンあるサッカーを展開した同監督にも注目が集まった。 2006年に入ってもイパチンガの猛威は留まるところを知らず、コパ・ブラジルでは数々の名門チームを下し上位進出。準決勝でブラジル屈指の人気クラブ、フラメンゴに屈するまで快進撃は続いた。そして、氏の手腕に最も注目したのがそのフラメンゴ。何と対戦チームの監督だったネイ・フランコを新監督に招聘しコパ・ド・ブラジル制覇を成し遂げた。 フラメンゴ監督就任後もネイ・フランコ監督は辣腕を発揮。しばらく低迷期が続いていたフラメンゴは完全に蘇生し、若手が萌芽する一方レナト、オビナといったベテラン選手も復調。2007年州選手権制覇までその勢いは持続した。が、期待されたリベルタドーレス杯での早期敗退と、自身がイパチンガから連れてきた選手の多くがフィットできなかった点が影を落とし、8月上旬に監督を辞任。が、結果はそこそこ及第点に留まったものの、ベテランの復活・若手の急成長、流麗なパスワークの復活、とフラメンゴでの遺産は大きい。 その後アトレチコ・パラナエンセの監督に就任。州選手権を制覇、ブラジル全国選手権でもその手腕に期待が集まっていたが、チームが相次いで主力を放出する計画を打ち出したためそれに反対して辞任している。 |
| ●二回目の登場となる辣腕監督。アトレチコ・パラナエンセではフロントにブチ切れて辞任という新たな一面を披露してくれたw 前回に取り上げた際には「いずれは日本で仕事してみたい」という程度の内容だったが、今回はアトレチコ・パラナエンセの準オフィシャル・サイト、フラコン・コムにて「2008年に日本のクラブで指揮を執るから、ブラジルの他のクラブで当面監督を務めない」という旨を発言(ちなみに他ソースでは08年末から就任という話も)。引き抜かれ天国のブラジル国内リーグに少々辟易としている様子は他クラブでも見られた。前回よりも具体性はグッと上がっていると思われる。 イパチンガ、フラメンゴ、そしてアトレチコ・パラナエンセと3クラブの指揮を執り、氏のスタイルもかなり固まった印象を受ける。ヨーロッパのテイストの影響が多いパスサッカーを標榜しており、トップ下のクリエイティビティを活かした4−4−1−1(もしくは4−1−4−1)に近い布陣を敷くことが多い。トップ下の位置に得点力のある攻撃的MFを配置するケースが多い。ワントップ布陣が多いもののFWの得点力やポストプレイに依存しすぎず、シンプルにパスを繋いで縦へ縦へ仕掛ける連動性に溢れたサッカーは2000年代初頭のアーセナルのサッカーに近いという印象を受ける。アトレチコ・パラナエンセではチームの状態をふまえ3バックを敷いたりと自分の型に選手を当てはめすぎない柔軟さも見事。グダグダサッカーと不満分子だらけのフラメンゴを再生するなどマン・マネージメント能力にも優れる。 さて、氏のサッカーの肝は何と言ってもトップ下。イパチンガでは2トップ下に奇才ジェウソン・マグロン、フラメンゴでは縦並びに近いFWの一人に天才レナト・アウグスト、アトレチコ・パラナエンセでは広島・名古屋でプレーしたマルセロ・ラモスが入ることが多かった。指揮を執った3つのクラブでそれぞれチームの実態に合わせた布陣を敷いてきたが、ここだけはこだわりがあるらしい。ただこの類のシステムがJで機能し成功したことはかなり少ない(ベンゲル時代の名古屋くらいじゃないかなぁ)。そこにちと不安は感じるが、ブラジル人監督の中でも将来を嘱望される同氏、是非ともJでの采配を見てみたい。 |
レアンドロ・マチャド FW
現在スポルチ・ヘシーフェ(ペルナンブコ州)所属
ブラジル代表経験アリ(4CAP1GOAL)
| ○海外クラブでの実績も豊かなアタッカー。 南部の名門インテルナシオナル育ちで、ブラジルユース代表としても活躍、トゥーロン国際ユース優勝メンバーであり、オリンピック代表にも選出。1996年にはオリンピック代表強化の為の混成軍ながらフル代表にも選ばれザガロ監督の元でプレー。Jリーグでも活躍したジャメーリやサヴィオなどとプレーしており、カナダ戦で代表では唯一となるゴールを決めている。 ブラジルでのプレー機会は少なく、下部年代での活躍が認められてかなり早くからヨーロッパに上陸。スペインの強豪・ヴァレンシアを皮切りにスポルディング・リスボン(ポルトガル)、テネリフェ(スペイン)とイベリア半島を渡り歩いた。ヴァレンシアでは16試合で8ゴール、スポルディングでは27試合10ゴールと順調に結果を出すもテネリフェでは怪我がちで期待に添えず。 翌シーズン途中に契約を解除してブラジルに戻り、フラメンゴでプレー。ブランク明けとなったが納得のパフォーマンスで(グレミオ等への短期移籍を挟みながらも)同クラブのリオ・デ・ジャネイロ州選手権3連覇に貢献した。ヨーロッパ移籍直後が1度目のキャリアのピークだとすれば、2度目のピークはこのフラメンゴ時代と言える。 その後海外クラブに移籍するも長期のスランプに突入。ディナモ・キエフ(ウクライナ)、クェレターロ、ガロ・ブランコス(共にメキシコ)、オリンピア・アスンシオン(パラグアイ)などでプレーしたがいずれも結果を残せず1シーズン弱で退団。サントスにて一時的にブラジルに戻りプレーしたがほぼ戦力外、2004年の優勝に貢献したとは言い難い。 30歳を越えこのまま消えゆくかに思われたが、Kリーグ・蔚山現代に加入すると第3のピークを迎える。「マチャド」の登録名で、2005年には13ゴールを挙げてリーグ得点王。その後はやや尻すぼみの感はあったが2006年にはACLにて東京ヴェルディ相手にゴールを決めるなど存在感を発揮した。 今シーズンはスポルチ・ヘシーフェに所属。FWの層が厚い同クラブにてコンスタントに出場機会を得ており、ブラジル全国選手権SerieA4試合消化時点で2ゴールと好コンディションを保っている。 高い打点と強い首の振りを活かしたヘディングの強さ、巧さが最大の魅力。足元の技術もまんざらではなく、ブラジリアンらしいトリッキーなプレーもしばしば披露する。 |
| ●実現すれば実に七カ国目の国外クラブに所属することになる国際派。 スポルチ・ヘシーフェが所在するペルナンブコ州のメディアが中心となって移籍の噂を報道。スペインと日本のクラブが関心を示しているとのことだが、具体的なクラブ名はなし。ただし双方のオファーともかなり好条件らしく、引き留めが難しい模様だ。Kリーグ経験者にJクラブが注目するパターンはこれまで数々見られたので、追随するメディアが少ないのが気になるが信憑性は中程度?ただしこの年齢の選手に果たしてスペインのクラブが本当にオファーを出すのかはいささか懐疑の念があるのは否めない。実績を残したといっても10年前の話である。こっちはトバシではなかろうか。 所属するスポルチ・ヘシーフェは昨期ブラジル全国選手権SerieAに昇格したクラブながらなかなかの実力派。特にFW陣はエニウトン(元大宮)や俊足アタッカーのカルリーニョス・バラ、元パルメイラスのホージェルにジャディウソン、MF兼任のフマガッリ(元東京V)も含めればブラジル国内クラブにおいてはかなりのレベルの選手層を誇っている。その中でレギュラーを奪取し堅持しているのだから、コンディションは良好。第3のピークはまだ継続中である。 数多くの海外クラブに所属しており環境適応のリスクは少ないだろう。また、長身+足元の技術とマグロンやバロンといったかつてJで成功を収めた長身ブラジリアンFWとの共通点も多く、仮に加入が叶えば活躍が見込めるのではないかと思われる。 現在32歳と年齢的にはやや厳しい時期にさしかかっているのは否めないのだが、プレーを見る限り急激な衰えは見られない。具体的な情報もそれほど出そろってはいないのだが、注目の価値はある。 |
ホドリゴ・タバタ MF
現在サントス(サンパウロ州)所属
ブラジル代表経験ナシ
| ○天才肌の日系人ファンジスタ。 かつては素行不良の爆弾型選手として知られていたが、ゴイアス加入後はペリクレス・シャムスカ監督(現大分)の薫陶を受け、著しいメンタリティの成長を見せる。MFでありながら全国選手権で10ゴールを挙げるなど、トップクラスの攻撃的MFとして評価を高めた。 その後ゴイアスからサントスに電撃移籍。名門でもすぐに攻撃の中心選手として活躍。アデェマール・ウエタ以来の日系人セレソン誕生の噂まで浮上した、が、2006シーズン後半に元ブラジル代表MFゼ・ロベルトがドイツから帰国、加入した辺りから急激に調子を崩す。なかなか有機的な連携ができず自身の持ち味をフルに発揮しているとは言い難い状態に。また、クレーベル・サンターナ(現アトレチコ・マドリー)が大ブレイクしたことも相まってポジションを失う。以来、準レギュラークラスとしてそこそこの活躍は見せるもののかつてのエースクラスの働きは見せられないままの状態が続く。 今シーズンはサンパウロ州選手権、ブラジル全国選手権SerieA、リベルタドーレス杯に出場。エメルソン・レオン前監督のスタイルへの適応に苦しんだ感はあるが、やはり非凡な能力を持つ、特別な選手であることに疑いはない。 両足での正確なトラップや速やかなルックアップなど、基本的な技術レベルの高さに裏打ちされた確かなサッカーセンスは本物。トップ下をテリトリーとし、FW並みの得点力を持つ。一方で気性の荒さは何だかんだといって健在。 |
| ●常連。パウロ・バイエル、カルリーニョス・バラと並んで拙コラム最多と思われる登場回数を誇る攻撃的MF。 所属するサントスは、リベルタドーレス杯での敗退とリーグ戦での低調な結果・内容を受けてエメルソン・レオン監督が辞任、後任となったクカ監督の元チーム改革に乗り出している。レオン時代は多分に人材不足の感はあれ確固たる戦力として存在感を示していたタバタなのだが、クカ監督のお眼鏡にはかなわなかったようで、現地メディアやフチボウ・インテリハなどがタバタのこれまでの経歴などを書き連ねた上で、国際的な移籍市場のオープン(=ヨーロッパ移籍市場の解禁、と考えて良いでしょうね)とともに、日本のクラブとの交渉を開始する、と報じている。この国際的な移籍市場云々の下りがイマイチよく分からないが、おそらくは日本のクラブ以外にもタバタに関心がある海外クラブが存在するのだろう、ポルトガルとか、中東とか。 昨年は営業(笑)に日本にやってきたりと、近年凋落が目立つタバタ。今シーズンポジションを掴んだきっかけも、ゼ・ロベルト→クレベール・サンターナ→ペトコビッチ、とチームの攻撃の主軸が次々と移籍した為であった。確かにシーズン序盤までは以前ほどのキレもインスピレーションも失われ、「落日の天才」のイメージが定着しかけた。が、今シーズンに限って出来を見ればキレ味十分のドリブル突破やフィールドを切り裂くようなキラーパスなどかつての煌めきを取り戻しつつある印象を受ける。期待に添う働きが出来なかったのは事実なのだが、フィールドを広く使ったサッカーを志向したレオン前監督が攻撃的MFにワイドに開いたプレーをさせることに固執し、持ち味の得点力やキープ力を発揮できなかったことも災いしたと考える。まだまだ全盛期の輝きには程遠いが、昨年よりは間違いなく上り調子である。 ただ、こうして頻繁に日本移籍が噂される選手・・・トゥリオ・マラヴィーリャとか、前述の常連2名とか・・・に限って来なかったりするパターンも多く、加えて所属するのが移籍マーケットでは海千山千の手管を誇るサントス。トップ下を求めるJクラブは現状少なくないと思われるが・・・。何にせよタバタも28歳。環境を変えてチャレンジする機会はそうそう多くはない。 |
ヴィトール・ジュニオール MF
現在サントス(サンパウロ州)所属
ブラジル代表経験ナシ
| ○俊敏でトリッキーなプレーが持ち味の攻撃的MF。 インテルナシオナルのジュニオール育ち。コパ・サンパウロ(下部年代版のコパ・ブラジル)での活躍が目にとまり、インテルではなくクルゼイロにローン移籍しプロデビューを飾った。クルゼイロではそれほどの出番はなかったが、かねてより注目していたクロアチアの名門ディナモ・ザグレブがエドゥアルド(現アーセナル)の二匹目の泥鰌狙いで青田買い。2006年からヨーロッパに渡りプレーした。 ヨーロッパではジュニーニョもしくはジュニオール・ジュニーニョの登録名でプレー。ただ、レギュラーを掴むには至らず、2006シーズン途中でスロヴェニアのFCコペルへとレンタル移籍。結局ヨーロッパでのプレーは実質1年で乏しい実績しか挙げられずに帰国する。 故郷リオ・グランデ・ド・スルやサンパウロ、リオのチームへの所属を望んでいたが結局帰国後はペルナンブコ州のスポルチ・ヘシーフェに所属。州選手権にてブレイク、突破力を活かして活躍、国内ビッグクラブからも注目を浴びる。2007年シーズン途中にゼ・ロベルトのドイツ復帰に伴い攻撃的MFの補強を進めていたサントスが獲得。ペドリーニョとの併用が多かったが27試合に出場している。2008年はスポルチへのレンタルでの復帰等、あまり恵まれた状況にはない。 ボールタッチが柔らかく、キレ味鋭いドリブルが最大の魅力。左サイド〜中央でのプレーを好み、ブラジル国内では左MF・トップ下でプレーすることが多い。 |
| ●構造改革中のサントスからまた一人?1986年生まれ、現在21歳です。 リベルタドーレス杯での敗退、低調な国内リーグでの成績を受けエメルソン・レオン監督を解任、クカを新監督に迎えたサントス。かなりの人数の選手を放出するようなのだが、昨年チームに加わったヴィトール・ジュニオールもリストに入ってしまったようだ。 今シーズンは蚊帳の外感がかなり強いものの、スポルチ時代〜サントス加入初年度の2007年のインパクトは大したもの(動画はこちら。ただし、ゴールシーンの多くはちとレベルが落ちるペルナンブコ州選手権とかです)。両足でテクニカルなプレーができ、スピードも豊か。プレス等ディフェンスの意識も低くない。また目立たないのだが中〜長距離のパスが上手く、DFラインの裏に急所を付くようなパスを繰り出すこともある。ややスタミナに欠ける点と、シュート精度がもうひとつな点が心配だが、好選手である。 日本移籍の噂の先鞭を付けたのはグローボ。かつては有象無象の噂をガンガン報じてくれたグローボだが、最近は方針転換?妙にシュアな姿勢でJリーグ関連の移籍情報が掲載される傾向にある(まぁ、それでもロナウドがJクラブに移籍するとか書いてたことがあるんだけど)。 気になるのはその内容。「50%の保有権保持を目標に投資を続けてきたが、その期待に添えなかったので放出」というくだりは、上記のホドリゴ・タバタとほぼ一致(笑)。おそらくはどちらかが誤報で、どちらかが本命なのでは・・・などと推測する。いや、どっちも本命とかどっちも誤報ってこともありますが。でもこの選手にそんなに投資ってしてきたのかなぁ、まだギリギリ一年くらいしか経ってないし、加入時の期待度だってそんなに大きくなかったし。オファーの有無は不明だが、タバタの方が本命なんじゃあないかなぁと個人的には思います。 |
ジャディウソン DF/MF
現在クルゼイロ(ミナスジェライス州)所属(サンパウロよりレンタル)
ブラジル代表経験ナシ
| ○非常に小柄であるものの攻守にクオリティの高いプレーのできるレフティー。 アラゴアス州の出身で、CRBでデビュー。その後ポルトゲーサ、サンパウロ州ボタフォゴと渡り歩き、サンパウロ州選手権での活躍が認められてグアラニが獲得。低迷するクラブの中で期待以上の働きを見せ、Jリーグ・コンサドーレ札幌にシーズン途中に加入。グアラニ時代同様厳しいチーム状態の中、DF・MF・FWと様々なポジションで起用される。しかし活躍度は及第点ではあったもののチームの低迷は如何ともしがたいものがあり、1シーズンのみで帰国した。 後にフルミネンセ、パラナに所属。使い勝手の良い中堅選手、という位置づけであったが、2004年に加入したゴイアスでブレイク。ロドリゴ・タバタ(現サントス)、アンドレ・ヂアス(現サンパウロ)、ジョスエ(現ヴォルフスブルク)らと共にチームの主軸を担い、ブラジル全国選手権SerieAでの上位進出に貢献。2005年も勢いは止まらず、プラカール誌選出のブラジル全国選手権ベストイレブンに左サイドバックとして選出されるに至る。翌年、主力選手の流出でチーム状態が厳しくなると、ジャディウソンは左MFとしてしばしば出場。苦肉の策であったがこれが思いの外フィット。ゲームをコントロールするセンスにも秀で、各メディアの週間ベストイレブンに攻撃的MF部門で選ばれたりと新たな才能を開花させた。 2007年にはサンパウロに移籍。リベルタドーレス杯出場を鑑みて、ローテーションの一員としての獲得だったが一時期はレギュラーを奪取と好コンディションを維持。2008年からはクルゼイロにレンタル移籍、高水準のプレーを見せている。 |
| ●昨年のファビーニョ(元G大阪、清水、現フルミネンセ)ばりに唐突にJ復帰の噂が浮上した左サイドの職人。 チーム成績は好調であるものの「結果は出るが内容がつまらない」と批判を浴びてしまっているアジウソン・バチスタ監督(元磐田)政権下のクルゼイロ。エースのボリビア代表FWマルセロ・モレノがウクライナのシャクタール・ドネツクに移籍するという打撃も被り、ブラジル全国選手権SerieAで首位争いに加わっていながらチームには変化が求められているのが現状だ。そこで、改革第一弾として右サイドバックの一番手をマルキーニョス・パラナ(元磐田)に奪われている元五輪代表アポーヂ(この選手も良い選手ですよ)をトレード要員として、サントスでクレーベルの陰に隠れている元ブラジル代表左サイドバック・カルリーニョスを獲得。これが事の発端である。 左サイドのレギュラーを確保、その確かな技術で首脳陣・サポーターからも信頼されていたはずのジャディウソンにとっては降って沸いた災難。グローボが報じたところによると「日本及びドイツに行く可能性がある」と代理人ロブソン・リマが語っているそうな。現在サンパウロからレンタル中のジャディウソンの契約には、海外のクラブからのオファーがあればそれに応じることの出来る条件が添えられているとのこと。経緯が経緯だけにフェイクアクションの匂いは強いが実現は可能である。 ブラジル屈指の強豪で左サイドのレギュラーを張り、昨期もシーズン途中までは元代表ジュニオールを追い越してスタメンを堅守、と三十路を迎えても一向にプレーの水準は落ちておらず、ゲームメーカーとしてのプレーを経てプレーの効率や試合の流れを読んだ的確なプレーはむしろ向上。Jで再び勇姿を見られるならば即戦力となることは間違いない。ただ、現状何はさておき左サイドバックがまず欲しい!というクラブがどれだけあるかは個人的には疑問である。やはり噂の域を出ない移籍話ではないか。 |
マルセロ・トスカーノ FW
現在パウリスタ(サンパウロ州)所属
ブラジル代表経験ナシ
| ○リベルタ杯でもプレー経験がある本格派ストライカー。 サン・ヴィテンセというごく小さいクラブでキャリアを開始。サンパウロの弱小クラブから脱皮しようと国内スカウティングに躍起になっていたパウリスタの調査網により発掘され同クラブに入団する。入団直後からクオリティの高いプレーを見せ、イスラエルのマッカビ・ナザレスに早々に移籍する。ただ、やはり時期尚早だったのか1シーズン程で帰国している。 パウリスタに復帰するとチームはブラジル全国選手権SerieBに昇格しており、加えて前年コパ・ブラジルで奇跡の優勝を遂げていた為リベルタドーレス杯の出場権も得、結果おのずと出番も多くなり20歳そこそこの年齢のマルセロ・トスカーノもプレー機会をコンスタントに得る。まずは結果が欲しかったクラブ方針もありFWにはベテラン選手が入れ替わりで加入、出番は限られたもののローテーションの一員として活躍した。以後レンタルでの出入りを繰り返しながらパウリスタを中心にプレー。出向いたチームでも早々にフィットし週間ベストイレブン等にたびたび選出される。所属元のパウリスタでは2007シーズンに最も活躍。リンコン(元福岡、現湘南)、ジウシーニョ(磐田)、笠井健太(現鹿島)、フェルナンド(元福岡、現サント・アンドレ)等々Jリーグ関連選手とのプレー歴も豊富。 調子の波が激しいこともあり、力量の割にプレー機会に恵まれていない選手だが、シニカルな批評を好む評論家に隠れた実力派として何故か高い評価を受けている選手。昨年はブラジル全国選手権SerieBで優勝したコリチーバ相手に2ゴールを決めている(ちなみにパウリスタは同年SerieC降格)。 |
| ●ジウシーニョ、リンコン、笠井健太、と日本とはご縁のあるパウリスタからまた一人? フチボウ・インテリハがジュンヂアイのメディアからの情報として、パウリスタが放出する可能性を示唆。候補として同クラブがパートナーシップを結んでいるローザンヌ(スイス)か日本のクラブが挙げられた。ただし日本のクラブに関しては具体的なクラブ名はナシ。コパ・ブラジル制覇以来躍進を続けていたパウリスタだが、ここのところは低迷、厳しいシーズンを送っている。余剰戦力の放出もやむなし、という印象は強い。 競り合い・空中戦に強く(動画はこちら)、 ゴール近くで勝負してナンボという典型的ストライカーという確固たるプレースタイルを持ちながら、しばしば評価されるのが相手チームの状況や戦術に応じて仕掛け処や攻め方を変える戦術眼の良さ。サイドバックが頻繁に攻め上がるチームであればサイドに張り出してボールを受け前線の起点になり、センターのスピードが不足しているチームであれば裏への抜けだしを狙い・・・と実に狡猾。いわゆるサッカー頭の良い選手である。ゴールから離れた所でのプレー精度にいまひとつ欠けるところや、単独の突破にあまり威力がないなどトータルバランスはイマイチであるもののゴールに直結するオン・ザ・ボール及びオフ・ザ・ボール時のプレーはかなり良質である。 今年は所属元のパウリスタではやや不遇の時を過ごしているが、レンタル先だったウニオン・サン・ジョアンでは週間べストイレブンに選出されたりと活躍、コンディションは悪くない。組織的にパスを繋いで相手守備の破綻を衝く攻め方をするチームであれば活躍が見込める選手だ。 |
マルシーニョ MF/FW
現在クルゼイロ(ミナスジェライス州)所属
ブラジル代表経験アリ(5CAP)
| ○天才肌のトップ下系アタッカー。 コリンチャンスでのデビュー直後からかなり注目を浴びるが、その技術をゲームの中で効果的に発揮することができないためか徐々に活躍の機会を失う。以後低迷を続け、「早熟なだけの選手」とのの烙印を押されて2003年にサン・カエターノへ放出。加入当初も負傷・不調に苦しんだが、徐々に本領を発揮。ブラジル全国選手権SerieAで13ゴールを挙げた。コリンチャンス時代は曲芸師の如くボールをこね回しエゴイスティックなプレーに終始することも多かったが、サン・カエターノでは味方がシュートで終われるようなシンプルで確かな攻撃をクリエイト。より実戦的なプレーヤーとなり戻ってきた。2004年には同チームにとっての初タイトルとなるサンパウロ州選手権制覇に貢献。 2005年全国選手権開幕直後にサン・カエターノからパルメイラスへ移籍、ゴールセンスが開花して18ゴールをゲットするなど大爆発。その攻撃力からパルメイラスではFWとしてもプレーし、結果も残した。それまでセレソン招集はコリンチャンス時代に招聘されたオリンピック代表とフル代表の混成軍の時の4キャップのみだったが、2005年4月の親善試合で代表復帰を果たすことにも成功。 2007年にパルメイラスでの出番が減ると、クルゼイロの監督に就任したパウロ・アウトゥオーリに4−1−2−3システムのキーマンの一人として期待をかけられ同チームに移籍。「ブラジル版バルセロナ」を標榜して超攻撃サッカーを志向したパウロ・アウトゥオーリ政権下では4−1−2−3の右ウィングフォワード、要するにメッシのポジションを担当して随所に高い創造性を発揮したのだが、州選手権でコケて同監督が更迭されると出番は激減。現在は攻撃的MFの控えや下がり目のFWとして、途中起用で相手守備陣を掻き回すスーパーサブの役割に甘んじている。 |
| ●いきなり鹿島アントラーズへのレンタル話が浮上した元ブラジル代表。一応、これまで今期浮上したJ移籍話では一番のビッグネーム。 6月下旬にブラジルの各メディアが一斉に鹿島アントラーズへのレンタルが決定したと報道。オズワルド・オリヴェイラが監督を務めるだとか、サンテティエンヌからの話を断っただとか、レンタル金額がナンボだとかとかなり詳細な内容となっており、過去のケースから見ても信憑性は相当高い。以前のフランサの時のようにカシマだと思ったらカシワでした、というパターンでも無さそうだ(笑)。 元代表で、国内での実績も十二分であるが故に年俸も高め。スーパーサブとしてキープするにはいささか現在のクルゼイロには荷が勝ちすぎる感があり、6月序盤にはマリーリアへのレンタル移籍がほぼ確定したこともあるだけに既に構想外、確かに放出もやむなしという印象を受ける。 ただどうにも解せない点が、当人のコンディションだ。最近のマルシーニョだが正直活躍度は思わしくない。昨シーズンのアウトゥオーリ構想の瓦解からケチがつき始め、現在はトップフォームを取り戻すのに躍起になっている感が強い。昨年後半よりもシェイプアップされて動きの質自体は上がっている。が、現クルゼイロ監督のアジウソン・バチスタ監督が要求する、周囲との連動性がある攻撃にはあまりスムーズに参加できずに苦しんでいる印象を受ける。 実績・実力は十分に伴うのだが前述の通りのコンディション。危機的な状況下にあるクラブが再生・確変に一発勝負を賭けて獲得するのならばいざ知らず、安定した成績を収め中盤・前線にある程度の手駒が揃っている鹿島が本当に必要としている選手なのか、個人的にはどうにも納得がいかない。或いはチラホラ出始めたダニーロのブラジルクラブへのレンタルの噂等々も関連してどんでん返しが待っているのだろうか。 →・・・と一生懸命書いているうちにオフィシャル発表。うう、不本意。 ・・・などと雄弁に語ったものの、あんだけ絶賛してたジダニーロが微妙なので、鹿島関連の情報を書くのには内罰的な私。トホホ。 |
カイオ MF/FW
現在アトレチコ・パラナエンセ(パラナ州)所属
ブラジル代表経験ナシ
| ○サイドからのアタックが魅力の俊敏な若手選手。 パラナ州出身で、J.マルチェッリというクラブの下部組織出身。コパ・サンパウロなどで印象に残るプレーを披露し、パラナ・クルービ、コリチーバ、アトレチコ・パラナエンセといったパラナ州の主要クラブに注目され、紆余曲折の末アトレチコ・パラナエンセからプロデビューすることとなる。 2005年に同クラブががコパ・リベルタドーレスで準決勝に勝ち上がるとジャドソン、フェルナンジーニョら主力選手が大量に流出。出番に恵まれていなかったカイオだが、その後継者として抜擢。ブラジル全国選手権SerieAでは映画「メジャーリーグ」ばりの猛チャージを見せた同クラブに少ない出番ながら貢献。各種カップ戦でも印象的なプレーを見せる。 このままアトレチコ・パラナエンセの次代を担うかと思われたカイオだが、その後負傷などに苦しみ伸び悩む。また指導者にも(かなり)恵まれず、ローテーションの一角をようやく担うほどの役割になってしまう。余剰戦力はレンタルで積極的に修行に出す、というクラブ方針により、2007年はパラナ州グアナバラでプレー。 何度かトップでも歴代監督に試されているが、本職は攻撃的MF。プレミアシップの選手の如くサイドに大きく張り出してのプレーが得意で、ボールを持ったときのドリブルでの突破、オフ・ザ・ボール時の走力を活かしたフリーランニングに威力を秘める。 |
| ●これまでJに来たカイオさんは皆CAIOでしたが、この選手はKAIOです。画像検索をすると、魁皇がたくさん出てきますね。 7月に入ってまもなく日本国内メディアとパラナ州のメディアがレンタルでのセレッソ大阪入りを報道。アトレチコ・パラナエンセの準オフィシャルサイト、フラコン・コムもこのニュースを掲載している。セレッソ側ではFWカレカが退団し外国人枠がひとつ空き、一方アトレチコ・パラナエンセにはJリーグでもお馴染みケリーが長い交渉の末入団し攻撃的MFの層に余裕が出て・・・と双方にメリットは十分。カイオ本人にしても余剰戦力としてシーズンを送ることは本意ではあるまい。加入の可能性は極めて高いと思われる。 カレカと入れ違いに加入することになるのだが、この選手は突破を得意とするアタッカー。試合に出場するときは主に左MFとして起用され、出番こそ少ないが活きの良いプレーを見せていた。ブラジル人ドリブラー然としたクネクネ・ドリブルではなく、スピード・フリーランニング等を活かしたソリッドな突破が持ち味。 ただしチームへのフィットには時間がかかるかもしれない。今シーズンは3−4−2−1布陣を敷いたネイ・フランコ前監督(前述)の構想から早々に外れてしまい、同じ州のグアナバラへとレンタル。レンタル先では出番に恵まれたが、原隊復帰後はかなり層の厚いアトレチコ・パラナエンセ中盤でポジションを掴めず、途中出場で相手を引っかき回すスーパーサブの仕事(丁度マルシーニョと同じですね)を担当していた。最も得意する左攻撃的MFとしてのフルタイムでのプレーからは離れて久しく、初の海外挑戦、かつチームへの早期フィットが難しい途中加入でのJ参入には不安が残る。割と大きな選手だがあくまで突破屋、まかり間違ってカレカに果たせなかった役割を求められてしまえばさらに厳しい。 無論、好材料もある。アトレチコ・パラナエンセでは2004年にトップチームに帯同、下部組織より引き上げたのは当時のアトレチコ・パラナエンセ監督で、現セレッソ大阪監督のレヴィル・クルピその人(それで、大きな活躍が無かったけれども私の印象にも残っている訳で)。恩師の元であれば環境適応も比較的スムーズなのではないかと思われる。 |