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 PARANA CLUBE


ブラジル・パラ州リーグ所属
所在地 パラナ州クリチーバ
創立 一応1989年
現地での通称 普通にパラナ
日本での通称 パラナ
スタジアム ダーヴァル・ブリット・エ・シルヴァ
        スタジアム発表の収容人数 15,000人


国内タイトル獲得数 州リーグ優勝6回
国外タイトル獲得数 なし


 1989年に現行のクラブが形成されたが、前身を含めれば90年以上の歴史を誇るパラナの強豪。マスコットはGralha Azul というカワセミ。
 3つの小クラブが合併してできた2つのクラブをさらに統合してスタート。下部年代の選手育成を合併前のクラブが共同して行っていたりと土壌は充分で、生え抜きの選手を中心として活動を開始する。州に2万人を超えるクラブ会員を擁し、確たる前身を持ち経営基盤も比較的安定していることから州選手権での上位進出にそれほど時間はかからず、1991年にはパラナ州選手権で優勝、翌1992年にエントリーされたブラジル全国選手権SerieBではいきなりの優勝を飾り、クラブ再編後わずか3年余りで全国選手権1部へとコマを進めた。
 やはり全国選手権1部の壁は厚く、以来主立った実績はなく、2部に転落することあるエレベータークラブ。しかし活動の実績から近年はリオ、サンパウロのクラブでプレーしていた選手や海外でのプレー歴を持つ選手が徐々に加入しだし、時折アップセットを演じることも。州では1993〜1997年に5連覇を飾るなど、「90年代はパラナ州=パラナ」の時代だった。ただし2000年以降はアトレチコ・パラナエンセの後塵を喫しているのは言うまでもない。
 まだまだプロサッカーに関する歴史が浅いクラブだけにOB選手もまだまだ小粒。最大のスターがリカルジーニョ(現サントス)、他にはロドリゴ・ビタウ(元G大阪、札幌。現在コリチーバ)やマルシオ・ノブレ(元柏。現在フェネルバチェ)というからまだまだ発展途上なのがよく分かる。他にはドド(現大分)、ガウヴォン(現広島)、ジャディルソン(元札幌、現ゴイアス)、エメルソン・カルヴァーリョ(元清水、現ボタフォゴ)等々、Jリーグとの関わりが多い選手が非常に目立つ。パラナ州は日系の住民も多く親日度はブラジルNo.1で、それ故スカウティングのし易さや出身選手の環境適応に一日の長があるからなのかもしれない。前身クラブからは元代表監督のルシェンブルゴが巣立っている。
 ユニフォームは前身チームのカラーを組み合わせて「青と赤の左右違い模様、襟や袖に白のライン」が基本。ちなみに国内一部メディアと冷戦状態に陥っており、非常に情報収集が難しいクラブである。元が地域密着のスポーツクラブだけに、柔道、バレーボール、テニス、陸上競技、体操競技と他スポーツ部門も大変盛ん。


NOW
 危険水域を常に漂いながら、気が付けば今期も残留、全国選手権1部には5シーズン連続で参加することになる。
 昨期はガウヴォンという掘り出し物が前線に鎮座していた為、手堅いカウンターサッカーが機能。中盤にはマルセロという有望選手も出現し15位でシーズンを終えることが出来た。が、シーズンオフには攻守の要とおぼしきレギュラー選手がこぞって移籍。ガウヴォン(→広島)、マルセロ(→ベルギー・ブルージュ)、マルセル(→パルメイラス)、エメルソン・カルヴァーリョ(→ボタフォゴ)、グスタヴォ(→サン・カエターノ)・・・と選手流出の憂き目を見た。
 一方補強の方は思うように進んでおらず、下部リーグの選手が中心。スカウティングには定評がある同チームだけに掘り出し物の可能性はあるが・・・。
  昨期のガウヴォン(スイス・グラスホッパー)やジェルソン(ポルトガル・セツバル)よろしく国外からの復帰選手を多数獲得。2001年ブラジルUー17代表だったアルベローニ(←アルゼンチン・リーベル)、アンドレ・チュ(イタリア・トリエスティーナ)、ヴァグネル(ウルグアイ・フェニックス)、ジュアン(アルゼンチン・タンパレイ)などが加入したが結局他チームに転売した選手が多い。
 州選手権でも低迷し、全国選手権でも相当な苦戦が予想され、小規模クラブの指揮はお手の物のロリ・サンドリ監督(元東京V)もさすがに苦戦するのではと言われていたが、いざ開幕すると鉄壁の守備と果敢なカウンターアタックで上位に鎮座。台風の目となった。
  しかしトルコのトルコ・カイセリエルシエシュポールにロリ・サンドリが引き抜かれる始末。後任のバルビエリがどこまで耐えられるか?


 基本フォーメーション:3−5−2。人材難を補うシステマチックな布陣。

注目選手
 
RENALDO
レナルド(FW、元ブラジル代表)
 1キャップのみなれど元ブラジル代表。アトレチコ・ミネイロやコリンチャンスに所属していた頃には得点ランキングにも名を連ねた。デポルティボ・ラ・コルーニャとラス・パルマス、リーガの2チームへの所属経験もある(どんなプレーをしていたかは知りません)。2003〜2004年にはKリーグでプレー、FCソウルや富川に所属(登録名ヘナウド)しコンディションを取り戻す。
 昨期はパルメイラスに所属したが期待通りの活躍はできなかった。今期よりパラナに加入。
 全盛期は二桁ゴールが計算できる得点力に優れた選手だった。州選手権ではチーム得点王、まだまだ老け込む年齢ではないので期待したい。
(7月コリチーバへ移籍)

BETO
ベット(MF)
 1994年に山形、2002年には新潟と2度のJ経験を持つMF、本職はボランチ。J2ではしばしばトリッキーなプレーを披露していた。
 新潟離脱後、1年間のフットサル生活を経てパラナへ加入。チーム最年長の33歳で、時にはトップ下にも起用されている。ロリ・サンドリ政権下ではカウンターの起点として多いに機能。現在も不動のレギュラーとして中盤に君臨している。

 BORGES
ボルゲス(FW)
 パラナで今期ブレイクしているストライカー。それほどチャンスに恵まれないチーム事情にもめげず、全国選手権で両足頭を問わずゴールを量産している。執念のゴーラー。
 三流、四流チームを渡り歩いた25歳で、遅咲きながらアドリアーノ系の強靱なフィジカルの持ち主。基本的に主武器はヘディングなのだが、多少のDFの寄せはものともせずゴリゴリとシュートへ持ち込んでしまうタチの悪い選手。ただし足は遅い。おそらくは今シーズン後、移籍を遂げるだろう。

マルコス(DF)
 パラナに拾われたベテラン。PSVアイントホーフェン(オランダ)、スポルディング・リスボン(ポルトガル)、リオ・アヴェ、エストレア・アマドゥーラ(ポルトガル)と欧州のクラブに所属した経験が豊富。

パーラル(DF)
 右ウィングバック/サイドバック。ドイツのフォルトゥナ・ケルンでプレーしていた経験がある。

 THIAGO NEVES
チアゴ・ネヴェス(MF)
 基本的に再生工場のパラナにあって生え抜きながらレギュラーを堅守しているMF。
 トップチーム帯同は15歳からで、現在パラナのシンボルと言っても差し支えないバンディエラ。攻撃的MFとして2列目から積極的に飛び出す。運動量の多さも光る。




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